プーク人形劇場 こどもの公演

  • はなのすきなうし〜フェルジナンド
  • 〜川尻泰司・人形ボードヴィル作品集〜 オルゴール劇場

http://www.puk.jp/repertory/hanaoru/hanaoru.html

プークを見るのは2回目。今回は、前半が6つの短編で、後半が「はなのすきなうし」。

前半の最初に、大きな手巻き?のオルゴールが出てきて、花の模様が描かれていて、あったかい音がして、とてもすてきでした。
短編はどれも子どもには少し難しい内容だったかなあ。「ピーターとモーリー」では人形の仕掛けにびっくりして、「パパと踊ろよ」ではつられて笑って、「黒の劇場」は照明に感心して、まわりの大人のほうが楽しんでた気がします。それぞれの前にタイトルボードを出すんだけど、子ども達がいちいちそれを声に出して読むのが、すごくかわいかった。
「はなのすきなうし」は、トリさんとハチさんが良い味だしてた!笑いどころがちりばめられつつ、ほっこりしました。そして大道具の使い方がすごい!ふたつのアーチ?みたいなのが、花壇とかお花畑とか木とか、あと忘れちゃったけど、とにかくいろんなものになって、あっという間に場面が変わって、見てるこっちまで移動してるみたいでした。

前回「こやぎと狼」を見たときも思ったんだけど、プークの劇って、子どものころに見たらトラウマになりそう、と思うくらい、人形は人形なのに表情豊かで、迫力があって、ユーモアがあって、色彩が鮮やか。これを見て育ったら、絶対良い感性を持って成長すると思う。うらやましい。


あと、絵本は読んだことないけど、この話知ってるなあと思ってたんですが、たぶんディズニーのアニメだ。こっちもすてき。


でも、プークの終わり方がすごくよかったなあ。みんな笑って終わるのがいい。