重力ピエロ (新潮文庫)

重力ピエロ (新潮文庫)

映画を観る前に読んでおきたいと思い、たまたま入ったブックオフにあったので購入。
一気に読んだ。最近は論文みたいなのとか実用書ばかりだったのもあって、すごくおもしろかった。
完全に、泉水=加瀬亮、春=岡田将生、父=小日向文世で脳内再生。でも夏子さんは吉高由里子よりも小林涼子だなあ。吉高ちゃんはすごく好きなんですが、オードリーヘップバーンではないし、んー、なんて言えばいいかわからないけど、夏子さんではない。動いてしゃべってるのを見たら、また違うかなあ。


家族、に対して、わたしは人よりも考えてきたほうだと思っていて、考えて、考えるのをやめたのだけど、でも(だから?)、春が周囲に愛される理由、泉水と春と、父(と母)の絆の理由が、なんとなくわかる気がします。
すごくすごく優しい話で、森淳一が監督で、ほんとうによかったと思う。「Laundry」もすごく優しい映画だった。


映画早く観たいです。